長谷川桜子の食コラム
食と美容・健康
日本は添加物パラダイス
日本は添加物天国。たとえばサンドイッチには約80種類、お弁当には約200種類もの添加物が入っていると言われます。
原材料表示が義務づけられていない
添加物が表示を見てもそんなに載っていないのは、どれだけの種類を入れても「アミノ酸等」などと一括表示すればいいものもあるから。表示のあるものはまだマシで、販売する店内で作っているお弁当やレストランで出すものなどには原材料表示が義務づけられていないので、使われているものがまったくわかりません。
保存料不使用で実現するために使われるもの
現在コンビニでは、お弁当は30℃で48時間、調理パンは30℃で72時間腐らないものでないと、なかなかとり扱ってもらえないそうです。しかもそれを保存料不使用で実現することを求められた場合、使われるのが「pH調整剤」です。
pH調整剤という化学物質
pH調整剤は、食品を菌が繁殖しにくいpHにするための化学物質で、何種類入れようが制限がなく、味が変になるギリギリまで入れることも多いそうです。
加工デンプンは合成化学物質
もう一つ気になるのが、「加工デンプン」。以前は食品扱いでしたが、2011年から添加物表示となりました。天然デンプンに化学薬品を混ぜ合わせた合成化学物質で、何に入れてもよく、添加する量の規制もありません。
アレルギーになる可能性を指摘する専門家も
加工デンプンは、ブドウ糖に化学薬品が結合したもの。天然のデンプンに含まれるたんぱく質に化学物質が結合すると合成たんぱく質が生まれる場合もあり、これによって小麦アレルギー、米アレルギーになる可能性を指摘する専門家もいます。パン、洋菓子、サンドイッチ、お惣菜、ソース、ドレッシング、レトルト食品などに多く使われているので、注意してみてください。